研究・教育の指針

虻川研究室では、学生の皆さんに本物の研究の面白さ味わってもらいたいと考えています。研究というと難しくて退屈そうなイメージがあるかもしれませんが、その過程の中には必ず発見や驚きの瞬間が訪れるものです。それは、思い描いた通りの結果が得られた時かもしれません。誰も予想だにしなかった結果が目の前に現れた時かもしれません。皆さんの発見や驚きが世界中の研究者を驚かせ、世の中に浸透して役立って行くようすを想像して下さい。虻川研究室では、日々の研究における小さな発見や驚きを大切にし、創造力のある人間を育てて行きたいと考えています。

教授 虻川匡司

研究室の活動

日々の研究活動に加えて、毎週のゼミ(輪読、雑誌会、進捗報告)と他大研究室との共同ゼミを行っております。さらにSPring-8などの放射光施設での実験に参加する機会もあります。

修了生・卒業生の研究テーマ

2022年度

 「低い対称性を持つ表面構造系の電子回折による研究」

2021年度

 「表面局所構造解析のためのナノビームWeissenberg反射高速電子回折法の開発」

 「Ni箔上に表面偏析させたグラフェンとh-BNの光電子分光顕微鏡その場観察」

 「Si立体マイクロ構造における表面構造とファセット形成の研究」

2020年度

 「Oxidation and Reduction Reaction Kinetics on Ni(111) Surfaces Studied by Photoelectron Spectroscopy(光電子分光法によるNi(111)表面酸化還元反応キネティクスに関する研究)」

2019年度

 「ナノ電子ビームによる表面回折イメージング法の開発とマイクロ構造表面の研究」

 「光電子顕微鏡によるNi箔上の2次元原子層物質成長の研究」

2018年度

 「マイクロパターンニングSi基板の局所表面構造解析」

2017年度

 「表面局所構造解析のためのナノビームWeissenberg反射高速電子回折法の開発」

2017年9月卒業

 「炭素ドープNi(110)表面上のグラフェン成長の研究」

2016年度

 「光電子顕微鏡による2次元層状物質の成長プロセス観測と評価」

2015年度

 「ストリークカメラ反射高速電子回折法によるアブレーションからのSi表面構造回復の観察」

 「ナノ領域電子回折精密ゴニオメータの開発」

2014年度

 「光電子顕微鏡とマイクロ光電子分光によるNi(110)表面上グラフェンの研究」

Exploring Surface Structures