「Surface structure」カテゴリーアーカイブ

Si(111)-5×2-Au表面の構造モデル

昨日の講演でも話しましたが、今年の初めにわれわれは、初観測から40年以上も構造が決定されていないSi(111)-5×2-Au表面の新しい構造モデルを提案いたしました。(Tadashi Abukawa and Yoshiki Nishigaya, Phys. Rev. Lett. 110, 036102 (2013).)以下にその構造モデルを示します。

Si5x2Au
Our new structure model for Si(111)-5×2-Au surface.

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iPadで研究室紹介

目立つかと思ってiPadで研究室紹介をしたのですが、なぜか本番中に動作が重くなってムービーが再生できませんでした。
というか大スクリーンでは再生できていたらしいのですが、手元のiPad上では動かなかったので動いていないと勘違いしておりました。スクリーンのほぼ真横で紹介してたので、スクリーンが殆ど見えてなかったのです。
説明したかったのは以下のムービ(1)でした。

(1),(2),(3)

Movie (1): A movie during the Weissenberg RHEED measurement for Si(111)√3x√3-Ag surface.
Movie (2): 3D Reciprocal map obtained by Weissenberg RHEED (Movie).
Fig. (3): Patterson map and the structure model for Si(111)√3x√3-Ag surface.

ムービー(1)に示したデーターをうまく座標変換することで、ムービー(2)に示した3次元逆空間マップ(実空間をフーリエ変換したもの)が得られます。この3次元逆格子マップを(逆)フーリエ変換して、実空間に戻すといわゆるパターソンマップが得られます。Fig. (3)に示したように、3次元的に得られるパターソンマップから比較的簡単に表面構造が決定できます。