先日、当研究室でSi(111)-5×2-Auの構造モデルを実験的に決めたと書きましたが、これまでに理論的に予想されていたモデルを以下に示します。[1] Steven C. Erwin, Ingo Barke, and F. J. Himpsel, Physical Review B 80, 155409 (2009).
このErwinさんのモデルの特徴は、水色で示されている表面のシリコン原子が平面的な6角形を作って一列に並んでいることです。そこが注目された点の一つなのですが、我々の結果はこの平面的な6角形には否定的です。さてどうなることか、、、
by Tadashi