5月1日の実験結果です。高速スキャンの実験結果は、若干問題があったので、RHEEDの方だけです。高速スキャンの方は、事前に測定した実験結果をお使いください。
D班とC班でほぼ同じ実験結果でしたので、C班のデータを使う事にします。
実験は、シリコン単結晶を〜420℃で加熱した状態にインジウムを10分蒸着し、回折パターンの変化を測定しました。
まずは3種類の代表的な回折パターンです。
![RHEED010s_color](http://surfphys.tagen.tohoku.ac.jp/wordpress/wp-content/uploads/2014/05/RHEED010s_color.jpg)
![RHEED010s](http://surfphys.tagen.tohoku.ac.jp/wordpress/wp-content/uploads/2014/05/RHEED010s.jpg)
次は6分ぐらいに現れたパターン
![RHEED345s_color](http://surfphys.tagen.tohoku.ac.jp/wordpress/wp-content/uploads/2014/05/RHEED345s_color.jpg)
![RHEED345s](http://surfphys.tagen.tohoku.ac.jp/wordpress/wp-content/uploads/2014/05/RHEED345s.jpg)
最後は、8分ぐらいにうっすらと現れて、加熱終了後に強く現れたパターン。
![RHEED780s_color](http://surfphys.tagen.tohoku.ac.jp/wordpress/wp-content/uploads/2014/05/RHEED780s_color.jpg)
![RHEED780s](http://surfphys.tagen.tohoku.ac.jp/wordpress/wp-content/uploads/2014/05/RHEED780s.jpg)
そして次は、それぞれに特徴的なスポットの強度変化のグラフです。
![Graph0](http://surfphys.tagen.tohoku.ac.jp/wordpress/wp-content/uploads/2014/05/Graph0.jpg)
グラフの横軸は、インジウム蒸着源に電流を流して加熱を開始した時間を0秒としています。図中の矢印は3種類の写真を撮った時間です。縦の直線は、加熱を止めた時間を示しています。実際にインジウムが蒸着されるのは300秒ぐらいからです。このグラフを作るためのデータを収めたエクセルファイルも以下からダウンロードできます。
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