東北大学の青葉山新キャンパスに建設中の次世代放射光施設の愛称が決定され昨日現地にて披露式が開催されました。ナノを照らすという意味で「Nano Terasu (ナノテラス)」となりました。施設の機能や目的をひと言で表現したとても素晴らしい愛称です。ナノを照らす研究を飛躍的に加速するために本研究室も建設・研究に協力して参ります。
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SRISの新WEBページ
東北大学国際放射光イノベーション・スマート研究センター(SRIS)の新しいWEBページが公開になりました。本研究室の紹介もございますので是非ご覧下さい。
表面真空学会 東北・北海道支部講演会
令和3年度の日本表面真空学会東北・北海道支部学術講演会が3月3日、4日の日程でZoom+現地のハイブリッドで開催されます。本研究室からは、小川先生が招待講演、遊佐君が一般講演を行います。Zoomのオンライン参加はまだ受け付けております。どなたでも参加無料ですので是非聴講ください。
実験風景
光電子顕微鏡での実験風景です。オペレーションしているのはM2の遊佐君です。2次元原子層物質である六方晶窒化ホウ素や、グラフェンの成長を研究しています。よく磨いたNi箔の裏側に、窒化ホウ素粉や炭素粉を塗布して、超高真空下の顕微鏡試料室で加熱すると、表面に単原子層の六方晶窒化ホウ素やグラフェンが成長します。塗布する量や加熱・冷却条件をコントロールすることで、結晶のサイズをコントロールし、さらに六方晶窒化ホウ素とグラフェンが重なったヘテロ構造の作成を目指しています。