M1の青山君と虻川で、SPring-8での実験に参加してまいりました。SRISの矢代先生の新しいX線CTの実験装置による実験です。BL28B2の強い白色X線を使った実験で、物体の3D像(CT像)を高速に測定し、時間軸を加えて物体の4D像(CT動画)を得ることが目標です。完成間近です。
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新学期開始とBCPレベル3
新学期のスタートと共に中庭のさくらが満開になりました。ただし残念なことに、新型コロナウイルス感染拡大防止のための東北大学の行動指針(BCP)が本日からレベル3に上げられました。授業や研究活動に一層の制限がかけられますが、本研究室もそれに従って進めたいと思います。
続きを読む 新学期開始とBCPレベル3研究室ガイダンスのお知らせ
本日、1月5日17:00から、分光物理学講座の研究室ガイダンスを以下の様に行います。ガイダンス後に各研究室の見学会も行いますので是非ご参加下さい。なお、建物の正面玄関は施錠されておりますので中庭側の入口におまわりください。
分光物理学講座 研究室ガイダンス
1月5日(火)17:00〜18:00
場所:多元物質科学研究所 西1号館2階セミナー室(220号室)
また、オンライン参加を希望の方がおりましたら15:00までに虻川のメール[abukawa(a)tohoku.ac.jp]にご連絡ください。追って接続方法などをご連絡いたします。((a)を@に変えて送信ください。)
【研究成果】速い分子だと炭素の網を通り抜ける!?酸素がグラフェンをすり抜ける現象を発見
厚さが原子1層しかない炭素の網であるグラフェンは、酸素を通さないとされていました。しかし、高速の酸素分子を照射すると酸素分子がグラフェンを壊すことなく透過する現象を発見しました。分子の「速度」によってグラフェンを透過できたりできなかったりする現象は世界で初めての発見で、今後の研究により、さらに大きな分子の「通りぬけ」の発見も期待されます。グラフェンを通りぬける高速の酸素分子は私たちの身の回りにも存在しており、通りぬけを防ぐことで食品の劣化や金属のサビを防ぐ保護膜の開発につながります。
本成果は東北大学国際放射光イノベーション・スマート研究センター(兼多元物質科学研究所)の小川修一助教らの研究グループと産業技術総合研究所、日本原子力研究開発機構、ロスアラモス国立研究所(米国)との共同研究で行われ、10月26日に「The Journal of Physical Chemistry Letters」にオンライン掲載され、11月5日に発行される同雑誌のカバーアートにも採択されます。
また本成果は東北大からプレスリリースされました。
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2020/10/press20201026-01-graphene.html
停電から復帰しました
停電終了しましたので復帰しました。