11月20日に奈良県の生駒市にある奈良先端科学技術大学院大学に行って講義をしてまいりました。
新幹線で京都に入り、京都から近鉄で高の原駅、そこからバスで奈良先端大に入りましたが、奈良県は思ったより遠く仙台から5時間以上かかってしまいました。
講義は、奈良先端大の大門先生から依頼を受けたもので、大学院生向けの講義です。
光ナノサイエンス特別講義
「電子回折法で表面の原子配列を見る」
講師:虻川匡司
自分の研究内容を好き勝手に楽しく話させていただきました。学生のみなさんが楽しかったかどうかは別ですが、、、
大門先生の研究室を見学させていただきましたが、他にはないオリジナルなアイデアにあふれた実験装置が所狭しと並んでおり、大変感銘いたしました。
奈良先端大の大門先生は「3D活性サイト科学」の領域代表でもあります。お部屋にその看板がありました。

翌日21日からは、新大阪で開催された第一回「3D活性サイト科学」公開ワークショップに参加いたしましたが、こちらもたくさんの研究者の方が参加されて大変盛況でした。「3D活性サイト科学」という領域の発展が期待できるワークショップでした。
by Tadashi
SPring-8での実験や柏の東大物性研での講演、そして次世代放射光のレビュー調査を終えて、ようやく仙台に帰ってきました。しばらくは通常業務です。引っ越した実験装置の立ち上げやデータ整理など、仕事は山積みです。修論の中間審査も近づいてきました。学生のみなさんも正念場です。
by Tadashi
実験のため兵庫県にある高輝度放射光施設SPring-8に来ております。実験は9日から15日の予定です。

今回も、東大物性研の松田研究室の皆さんにお世話になっております。
by Tadashi
第1回固体表面に関するアジア太平洋シンポジウム(APSSS-1)が9月28日から10月1日にかけてロシアのウラジオストクで開催されました。私も、参加して研究成果を発表して参りました。

会議場です。円形の会議場は生まれて初めてです。さすがAPECの会場です。

海側から見た会場の極東連邦大学の全景です。ウラジオストクの対岸のルスキー島にAPEC開催に合わせて建設された新しい大学です。
by Tadashi
だいぶ前のことになりますが、先月の21日、22日にニセコで開催された第20回励起ナノプロセス研究会に招待されて講演をして参りました。講演タイトルは
「ストリークカメラ反射高速電子回折による表面構造ダイナミクス観測」
佐藤和義君から始まって、川西浩太君、向島健太君と引き継がれている研究のまとめを報告しました。皆さんから、この手法を早く実用化してくださいと暖かいお言葉をいただきました。
保田先生、金崎先生、宮本先生など旧知の方もおられて大変楽しい研究会でした。

by Tadashi
Exploring Surface Structures