文科省による活動制限の基準値を受けて福島県内では様々な取り組みが行われたり、考えられたりしております。
まずは福島市のgadriniumさんのブログから
はじめ10μSv/hrあった歩道が除染後は1μSv/hr以下になり大きな効果があったようです。
園庭の土を1cm程度取り除く事で線量値が1/5程度になっています。
*注意:gadriniumさんのブログの中にも書いてありますが、除染は汚染を広げる結果にもなりかねません。除染の実施方法等は、作業者の被曝と汚染の拡大の無いようにしなければなりません。また、除染とは汚染された土等を右から左に移すだけです。汚染物の行き先には十分な配慮が必要です。無断で行うと不法投棄などトラブルの元になる可能性があります。取り除いた汚染土の最終処分方法は国や自治体が早急に検討すべきです。
次は郡山市長記者会見(4/25)より
放射能関係では、小中学校15校及び13公立保育所において、試験的に校庭及び所庭の表土の除去を行うということ。寄附が予定されている放射線測定器を、市内の保育所、小学校に配布し、放射線量の測定に活用するということ。
いずれも現状を理解した上での非常に前向きな取り組みだと思います。汚染の拡大にはくれぐれも注意していただきたいとは思いますが、できることがあれば是非応援したいと考えています。
素人考えですが表土を取り除く前に染色してはどうかと考えています。そうすれば取り除いた場所、そうでない場所が一目瞭然です。いい染色材があるといいのですが。
5月1日追記:穴を掘って埋めてしまうという実験を報告されている方もおります。
やはり心配していた事がおこりました。
郡山市の校庭表土除去、見直しも 運搬先の住民猛反発
残念。
郡山の小学校等の表土除去作業は再開されたようです。
郡山市立薫小学校の校庭の表土を除去しました
削った土をダンプに積み込んでいるので何処かへ運び出しているようです。