30時間ぐらいのホイル焼きを終えて、実験真空槽の立ち上げを行いました。温度も冷えてアルミホイルを外して計測用の様々なケーブルをつなぎました。
![DSC_3211](http://surfphys.tagen.tohoku.ac.jp/wordpress/wp-content/uploads/2013/07/DSC_3211.jpg)
アルミホイルまだ残ってますけど、それは取らなくても実験の邪魔にならない部分はそのままにしてあるからです。真空槽はステンレス製なのですがステンレスは熱を伝えにくいので均一に温めるためにアルミホイルを巻きます。空気の層を挟みながらアルミホイルで二重三重に覆う事で保温性も高くなりより少ないパワーで真空槽を加熱できます。
加熱を止めてから35時間ぐらい経ちましたが、おかげさまで真空は、、
そう、です。超高真空です。
by Tadashi