
東北大学は1年生の前期(1セメスター)に転換・少人数科目基礎ゼミ(通称基礎ゼミ)という授業を行っています。一方通行の授業ではなく、実験,実習、見学などの様々な授業形態をもっていることや、入学した学部にこだわらずに好きなテーマを選べることが特徴です。私も「電子と光と物質」というテーマを分担しております。
この基礎ゼミの難しいところは「いわゆる講義はしてくれるな」と釘を刺されているところです。今日は、私の担当の第2回目で実物の実験装置を使って電子回折の説明を行いました。写真は反射高速電子回折装置の電子銃をバラして見せているところです。たまたま、真空装置から外してあった低速電子回折装置も持ち出して、内部構造を見てもらいました。学生の興味は専ら装置の値段についてでした。この装置は「ランボルギーニぐらいですか?」などなど。それでもやはり一年生というのは初々しくて、対応しているこちら側も楽しくなります。
今回は、理学部と工学部の学生合わせて19名という大所帯なので実験をどうしようか頭を悩ませています。
本日、仙台でもさくらの満開宣言が出されました。あいにくの曇り空ですが、中庭のさくらもご覧のように満開です。

配属を希望する3年生の皆様への虻川研究室の情報をお伝えします。
当研究室は片平にあるため、青葉山で授業を受けなければならない3年生には、特にコアタイムのようなものは設けておりません。機械知能・航空研修IIは、週2回各1時間から2時間程度の研修を行います。研修の時間は3年生の都合に合わせて決めておりますが、その時間は片平キャンパスに来ていただくことになります。例年、木曜日と金曜の午後になることが多いようです。また、高桑研究室と合同で週一回ゼミを行っています。合同ゼミには3年生にもできるだけ参加してもらうようにしております。
他にも何か分からないことや聞きたいことがありましたら、ここのコメントかメールで質問ください。
虻川
新年度は4月5日からスタートします。4月6日の夕方5時から研究室ミーティングを開く予定です。
本年度の東北大のキャンパスバスの運行は3月30日までです。来年度は4月6日から運行開始です。
東北大学キャンパスバスの運行について(東北大学)
Exploring Surface Structures