山形大学と宮崎大学の共同研究で強い磁石で汚染土のCsが半分ほどに除染できることが分かったそうです。ニュースへのリンク
久しぶりに放射線関係のお話です。あまりにも単純な発想なので、今までなぜ誰も試さなかったのだろうと驚きです。なんでもバーミキュライトと言う粘土鉱物などが磁石にくっつくらしいのですが、、、、。粘土がCsを吸着すると言う話は知っていたのですが、それが磁石にくっつくとは、目から鱗の思いです。バーミキュライトって園芸屋さんで普通に売ってますよね。磁石にくっつくか試してみようかな。
いずれにしろ、土の除染に磁石が使えるなら、非常に有効だと思います。水で洗ったりするのに比べたら手間が違います。早く、使えるようになると良いのですが。
by Tadashi
5月22日(水)に開催されるミニシンポジウムで講演する予定です。以下に当日のプログラムを掲示します。
ミニシンポジウム
「鉄と鉄合金の原子レベルからミクロンレベルにかけての表面解析」
開催日:平成25年5月22日(水)
場所:東北大学多元物質科学研究所材料物性棟1号館大会議室
プログラム
13:30-14:20 招待講演
「電子スピン検出ターゲットとして有力な酸素吸着Fe(001)表面の電子回折による構造解析」
東北大学・多元物質科学研究所 虻川匡司
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来たる5月17日に工学部の運動会(工明会大運動会)が開催されますが、それにむけて学生を鼓舞する機械系名物の檄文の写真を機械系広報が公開しております。
ナノメカニクスコース檄文
機械システムデザインコース檄文
バイオロボットシステムコース檄文
そういえば、何年か前に当研究室の達筆な学生(佐藤和義君)が檄文を筆で書いておりました。大運動会、学生の皆さん頑張って下さい。
by Tadashi
いろいろ苦労しましたが、Mac OSX上でCrystFELが動くようになりました。下の画像は例題のタンパク質のX線回折パターンをシミュレーションしたものです。とりあえず良かった。

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まずはIBMのページに行って動画を見て下さい。銅の表面に吸着した一酸化炭素分子(CO)で描かれた少年が原子と戯れる動画です。一つ一つの明るい点がCO分子1個に対応します。
IBMの研究者は走査トンネル顕微鏡(STM)という装置を使って、銅の表面に吸着したCO分子を一個一個動かしならがら、コマ撮りしてこのムービーを作成しました。いったいどのくらいの時間がかかったのでしょう。大変な作業です。
下の方にはどうやって原子やCO分子を動かすのかを解説した動画もあります。英語ですが、人の顔が映っているところはすっ飛ばしても良いので(IBMの皆様ごめんなさい)是非ご覧下さい。
by Tadashi
Exploring Surface Structures