発生源が点とみなせれば、間違いなく放射線は距離の2乗に反比例して弱くなって行きます。では、地面に降り積もった放射性物質の場合はどうでしょうか?この場合も放射線量は地面からの距離(高さ)の2乗に反比例、すなわち地面に近づくほど2乗に反比例して強くなるのでしょうか?答えはNoです。(ただし、強くはなります。実際は検出器の大きさや指向性、空気による減衰によって変わります。追記を投稿しましたので参照ください。)
授業開始の日程等が決まりました
学生のみなさん、工学部機械・知能系のオリエンテーション・授業日程が決まりました。
オリエンテーションやガイダンスは5月6日から、授業は5月9日(月)からです。詳しくは工学部の災害時ホームページをご覧下さい。(まだ情報が掲載されていないようです。もうしばらくお待ちください。)
まだ普段通りではないようです
昨日、結構普段通りと書いてしまいましたが、仙台市の中心部でも震災の影響がまだまだ残っていることを実感いたしました。さきほど昼食のために一番町商店街、中央通商店街をさまよいました。人通りは多くてにぎやかなのですが、半分近くのお店が閉まっておりました。張り紙をして営業をしてないお店、再開のための修繕工事を行っているお店、もう営業をあきらめたのか看板を外したお店等々。そんな中、大阪ガスと東京ガスの方々がガス開通に向けて慣れない場所の地図とにらめっこしているところを何度も見かけました。中心部商店街も今日明日中にガスが開通しそうです。
空間線量率の見易いマップ
文科省の「都道府県別環境放射能水準調査」の資料を地図に表示+グラフィック化 by @donuziumさん
以前にも紹介したと思うのですが、空間線量率を地図上に見易く表示したマップです。(見るためには、flashが必要です。)
大きさが変化している緑の円の面積が平常時の線量率の範囲を表しており、白の円の面積が実際に設定した時間に観測された線量率です。白が常にはみ出しているところは、平常時より線量率が高いところです。基本データが参照できるようになり、非常に分かり易くなりました。時間をさかのぼる事もできます。3月15日からのおよその積算線量量も表示できます。
結構普段通りです
本日、静岡の実家に避難していたO君が仙台に帰って来ました。被災地に戻るという事でかなり気合いをいれていたようですが、案外普段通りなので拍子抜けしたらしい。年度が変わってからは、ライフラインも、スーパーも、ガソリンも結構普段通りです。みんなそろそろ戻ってこーい。