先日、当研究室でSi(111)-5×2-Auの構造モデル を実験的に決めたと書きましたが、これまでに理論的に予想されていたモデルを以下に示します。[1] Steven C. Erwin, Ingo Barke, and F. J. Himpsel, Physical Review B 80 , 155409 (2009).
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超高真空フランジをつなぐときに銅のガスケットを使用します。それにステンレスのエッジを食い込ませて真空を封じるのですが、普通は一度使うと変形してしまうため使い捨てです。
うちでは使用済みガスケットをこのように利用しております(^^;
単なる錘り代わりです。茶色っぽいのが使用済み銅ガスケットを束ねた錘りで、トランスファーロッドが倒れないように赤いひもで吊っています。
by Tadashi
先ほどまで仙台は雷がゴロゴロ鳴っており、研究所も瞬間的な停電が2回ほどありました。
これは大変と研究室にあるPCや実験室装置の真空ポンプを確認して回ったのですが、、、
イオンポンプの電源が1カ所落ちておりました。
続きを読む かみなり →
うちの稼ぎ頭であるワイゼンベルグ反射高速電子回折装置(W-RHEED)の実験風景です。
続きを読む 4月25日の実験風景 →
昨日の講演でも話しましたが、今年の初めにわれわれは、初観測から40年以上も構造が決定されていないSi(111)-5×2-Au表面の新しい構造モデルを提案いたしました。(Tadashi Abukawa and Yoshiki Nishigaya, Phys. Rev. Lett. 110 , 036102 (2013).)以下にその構造モデルを示します。
Our new structure model for Si(111)-5×2-Au surface.
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